本日公開の映画「ゴールデンカムイ」、観に行ってまいりました！
実写化は賛否両論あるのが常だと思いますが、未見勢やアニメ勢でも楽しめる作品になっているかを感想とともにお届けします。
ちなみに、私自身は原作を読んでいないアニメ勢です。
映画「ゴールデンカムイ」キャスト
杉元佐一…山﨑賢人
アシㇼパ…山田杏奈
白石由竹…矢本悠馬
土方歳三…舘ひろし
鶴見篤四郎…玉木宏
尾形百之助…眞栄田郷敦
月島基…工藤阿須加
二階堂浩平・洋平…栁俊太郎 ほか
★ナレーション…津田健次郎（アニメ「ゴールデンカムイ」尾形百之助CV）
公式サイト「キャスト」 → https://kamuy-movie.com/cast/index.html
映画「ゴールデンカムイ」ストーリー
舞台は気高き北の大地・北海道、時代は、激動の明治後期―。
映画「ゴールデンカムイ」公式サイト・ストーリーより
日露戦争においてもっとも過酷な戦場となった二〇三高地をはじめ、その鬼神のごとき戦いぶりに「不死身の杉元」と異名を付けられた元軍人・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく、北海道で砂金採りに明け暮れていた。そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊をとある場所に隠し、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。
囚人の刺青は全員で一つの暗号になるという。
そんな折、野生のヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。「アシㇼパ」という名の少女は、金塊を奪った男に父親を殺されていた。金塊を追う杉元と、父の仇を討ちたいアシㇼパは、行動を共にすることに。
同じく金塊を狙うのは、大日本帝国陸軍「第七師団」の鶴見篤四郎中尉。日露戦争で命を懸けて戦いながらも報われなかった師団員のため、北海道征服を目論んでおり、金塊をその軍資金代わりに必要としていた。
そして、もう一人、戊辰戦争で戦死したとされていた新撰組の「鬼の副長」こと土方歳三が脱獄囚の中におり、かつての盟友・永倉新八と合流し、自らの野望実現のため、金塊を追い求めていた。
杉元&アシㇼパVS.第七師団VS.土方歳三。
気高き北の大地を舞台に、三つ巴の埋蔵金争奪！
サバイバル・バトルが今、始まる――！！
映画「ゴールデンカムイ」どこまで？（ネタバレ注意）
「ゴールデンカムイ」自体がボリュームのある作品なので、一体どこからどこまでが映画になったんだろうと気になる方も多いのではないでしょうか。ズバリ、冒頭の小樽編です。
第一師団を除隊した杉元が砂金採りをする場面は欠かせないだろうなぁと思っていたら、そのあたりは丁寧に入れられていました。
アシㇼパのもとを離れた杉元が第七師団に捕まり、白石とアシㇼパの協力によって助けられたあたりまで。アニメでいうと、シーズン1・5話の途中までです。
もちろん未見勢が映画を先に観ても充分楽しめる内容になっていると思いますが、あとからでも原作やアニメで確認していただけると、この映画のクオリティがどれほど高いか認識できて、きっと何倍も楽しめるはず。
映画「ゴールデンカムイ」感想
最初に「ゴールデンカムイ」実写版が映画になると知ったときは、「いやいや、絶対アニメが良いって！」と思っていましたが、ティザービジュアルが公開されたころから、ちょっと期待に変わりました。なぜなら鶴見中尉があまりにも鶴見中尉だったから。
そして、事前に予告を見る限り、他のキャストさん達もアニメの雰囲気にかなり寄せられていてスタッフさんたちの愛を感じてはいましたが、実際に映画内で演じているのを観たら、どのキャストさんもすごかったです！時間の経過ごとに、そのキャラにしか見えなくなってきます。
というか、実写にすると、杉元といい、鶴見中尉といい、二階堂兄弟といい、やべー奴ばかりなのが強調されますね…。
二階堂兄弟はアニメでも嫌いだなぁと思っていましたが、実写でも、なんか気持ち悪くてやっぱり嫌い（笑）。あの気持ち悪さを再現できるなんて、役者さんってさすがです。
月島軍曹は実写だと雰囲気が違いましたが、確かに最初のうちはそんなにしゃべるわけでもないし、強いのがまた不気味にすら感じられて、これはこれでありだなと。
ヒグマの怖さも実写ならではでした。あれってCGか何かですかね？本物のヒグマを見たことがない南国民の私的には、あんな大きい体で、しかもあの迫力で襲ってこられたら抵抗する気も逃げる気もなくしそうです。
あと、キャスト発表の時点で多くの方が思ったであろうアシㇼパちゃんの件。
アニメでは12～13歳とされているため、「大きいよね…？」と違和感があり、初登場シーンでも「やっぱり大きいよね…？」と思いましたが（笑）、鑑賞しながらも、この役を実際にその年頃の子役に演じさせたらどうなるだろうと脳内シミュレーションをしたところ、今回のキャストはベストかもという結論に。おかげで、そこからは大きいアシㇼパちゃんでも違和感なく観られました。
というわけで、アニメ勢の私でも十分楽しめました。
本編には出てこなかった方々も最後チラッと出ていたため、これは続編に期待です！！！！！！
あ、そうそう。エンドロールが流れ始めた途端に帰る方も結構いらっしゃいましたが、エンドロールは是非最後まで余さずご覧くださいませ。
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